※数年前のJRさんの企画ではありません。
地方移住を考える際、皆さんは何を重視しますか?
「今の生活を変えたい」
「故郷に近い場所に住みたい」
「旅行で行ったら地域に一目惚れした」
色々な理由がありますよね。
全国的に人口減少の傾向の中、都会には文化や仕事が集まる事実は、
長らく変わっていません。
しかし、災害の多さや国の取り組み、インターネットの発達により、
地方への移住可能性が高まっていることも事実です。
エトペソラも2017年に”地域おこし協力隊”という制度があり、
大石田町に住むことになりました。
雪国は移住に不人気
移住を考える際、雪国は人気が低いとされています。
雪国生活が不安な理由、
・雪かき
・運転
・寒い
・光熱費
全て正解です。
雪国移住をする際には、必ず考えた方が後悔はないと思います。
山形県の降雪事情は?
日本海側に位置する山形県は、海沿いや内陸地域の一部を除いて、
ほぼ降雪のある地域です。
その中でも大石田町周辺の地域は、県内3番目に雪の多い地域です。
地域を離れる理由は雪??
地域を離れる理由のひとつが雪であることは事実です。
勤務先や介護などの目的地まで距離があり、外出前後に自宅の雪かきが必要となると、
「雪かき+移動時間」となり「雪かきのみ」「移動時間のみ」に比べ、大変です。
事業をしている方は、自宅と勤務先両方の除雪を行っている場合があります。
社員の出勤前や営業開始前に、自宅に加え勤務先の除雪も終わらせることは、
雪国だからこその大変さです。
生活に都合が良い場所に住む選択をするのは、自然な流れです。
これは、雪が降らない地域でも一緒ですよね。
なので、地域を離れる理由が雪である方も多くいることも事実です。
ただし、山形県内の方にこんなことをよく言われます。
「地域を離れるのは雪があるからだ。」
「山形県内〇〇地域の方が雪が少ないから、みんなそっちを好む」
「雪が多いから、山形県内〇〇地域の方が移住を勧めるにはいいんじゃない?」
本当に大多数がそうでしょうか?
大石田町1年半住み、感じること
雪かき等の作業が増えること以外に、
屋根の雪下ろしなど外注を伴う除雪をする費用、
融雪装置の費用、暖房費など、
費用面でも「雪国だからの費用」はあります。
しかし、雪かき作業は1年間の2ヶ月半。
自宅の前だけなら、1時間かからずにできます。(広さによります。)
満員電車や渋滞の混雑のストレスは、地方では必要ありません。
エトペソラは、それと比較してしまうので、
自宅前の除雪に関して言えば、作業的な辛さはありません。(年齢のおかげもあります。)
大石田1年目の冬の燃料は、「思ったよりかからなかった」な結果でした。
■過去ブログ(文字からリンクします。)
・大石田に住んで1ヵ月目のブログ
・一冬過ごした2018年3月前半のブログ
・雪国暮らしの数字(光熱費や体重)
・雪国だからこその春の喜び
個人的には、生活時間と流雪溝の稼働時間が共に過ぎることの方が、
厳しく感じた点でした。
遠い地域から山形を少しでも考える人は、「山形=どこでも雪国」のイメージ
東北や山形出身の方あるある。
「東北出身なら、寒いの平気だよね!」
「山形出身なら、雪慣れているでしょ!?」と、
住む場所を東北以外に移した時に言われたことありませんか?
山形を知らない方の多くは、
山形県内は、どこの地域でも「雪が降る場所」だと思っています。
雪を受け付けない人は、その時点で東北の日本海側への居住は
希望しません。
だからこそ、
地域のソトから来る方に、
「こんな雪のある町に…」
「雪があるから、住みにくいから」
と言うのは、もうやめませんか?
頭ごなしに「雪=住むのに適さない」「雪=すごく大変!」というニュアンスで言われると、
移住を考える人も「雪ってダメなんだ」「雪って大変なんだ」「この地域は住むべきでない」と思います。
例を出します。
地域は、観光客が多い南国リゾートで亜熱帯地域だとします。
その地域で住むことに興味を持った人が
「いい場所ですね!住んだら良さそうですね!」と、現地人に言ったら、
「ここは日本より南にあるから平均気温が高いんだ。熱いのは住みにくい。あなたは日本にいた方がいい。」と、言われたら、
「気温が高いのは知っている。」
「気温が高いことは、私は耐えられないことなのかな…」
「なぜあなたは住んでいるんだ??」となります。
気温が高いことで現地の方が苦労している具体例や、
気温の高さとの付き合い方を教えてあげることが、
アドバイスなのではないでしょうか?
受入れて地域に来るか来ないかは、その方自身が決めることです。
勿論、数字を出せるのであれば費用的なこと、
生活のリズムが著しく変わるのであれば、その理由や付き合い方等、
伝えるべき事実はあります。
自然現象について否定するのは、その立地にある地域自体を否定することです。
雪があることで、他の地域にはない景色があり、育つ作物は格別です。
山形県の代表的な観光地である蔵王も、雪が大きな産業です。
「雪=厄介もの」というネガティブキャンペーンではなく、
地域の魅力をポジティブに話しながら人を巻きこんでいきたいですね!
地方移住を考える際、皆さんは何を重視しますか?
「今の生活を変えたい」
「故郷に近い場所に住みたい」
「旅行で行ったら地域に一目惚れした」
色々な理由がありますよね。
全国的に人口減少の傾向の中、都会には文化や仕事が集まる事実は、
長らく変わっていません。
しかし、災害の多さや国の取り組み、インターネットの発達により、
地方への移住可能性が高まっていることも事実です。
エトペソラも2017年に”地域おこし協力隊”という制度があり、
大石田町に住むことになりました。
雪国は移住に不人気
移住を考える際、雪国は人気が低いとされています。
雪国生活が不安な理由、
・雪かき
・運転
・寒い
・光熱費
全て正解です。
雪国移住をする際には、必ず考えた方が後悔はないと思います。
山形県の降雪事情は?
日本海側に位置する山形県は、海沿いや内陸地域の一部を除いて、
ほぼ降雪のある地域です。
その中でも大石田町周辺の地域は、県内3番目に雪の多い地域です。
地域を離れる理由は雪??
地域を離れる理由のひとつが雪であることは事実です。
勤務先や介護などの目的地まで距離があり、外出前後に自宅の雪かきが必要となると、
「雪かき+移動時間」となり「雪かきのみ」「移動時間のみ」に比べ、大変です。
事業をしている方は、自宅と勤務先両方の除雪を行っている場合があります。
社員の出勤前や営業開始前に、自宅に加え勤務先の除雪も終わらせることは、
雪国だからこその大変さです。
生活に都合が良い場所に住む選択をするのは、自然な流れです。
これは、雪が降らない地域でも一緒ですよね。
なので、地域を離れる理由が雪である方も多くいることも事実です。
ただし、山形県内の方にこんなことをよく言われます。
「地域を離れるのは雪があるからだ。」
「山形県内〇〇地域の方が雪が少ないから、みんなそっちを好む」
「雪が多いから、山形県内〇〇地域の方が移住を勧めるにはいいんじゃない?」
本当に大多数がそうでしょうか?
大石田町1年半住み、感じること
雪かき等の作業が増えること以外に、
屋根の雪下ろしなど外注を伴う除雪をする費用、
融雪装置の費用、暖房費など、
費用面でも「雪国だからの費用」はあります。
しかし、雪かき作業は1年間の2ヶ月半。
自宅の前だけなら、1時間かからずにできます。(広さによります。)
満員電車や渋滞の混雑のストレスは、地方では必要ありません。
エトペソラは、それと比較してしまうので、
自宅前の除雪に関して言えば、作業的な辛さはありません。(年齢のおかげもあります。)
大石田1年目の冬の燃料は、「思ったよりかからなかった」な結果でした。
■過去ブログ(文字からリンクします。)
・大石田に住んで1ヵ月目のブログ
・一冬過ごした2018年3月前半のブログ
・雪国暮らしの数字(光熱費や体重)
・雪国だからこその春の喜び
個人的には、生活時間と流雪溝の稼働時間が共に過ぎることの方が、
厳しく感じた点でした。
遠い地域から山形を少しでも考える人は、「山形=どこでも雪国」のイメージ
東北や山形出身の方あるある。
「東北出身なら、寒いの平気だよね!」
「山形出身なら、雪慣れているでしょ!?」と、
住む場所を東北以外に移した時に言われたことありませんか?
山形を知らない方の多くは、
山形県内は、どこの地域でも「雪が降る場所」だと思っています。
雪を受け付けない人は、その時点で東北の日本海側への居住は
希望しません。
だからこそ、
地域のソトから来る方に、
「こんな雪のある町に…」
「雪があるから、住みにくいから」
と言うのは、もうやめませんか?
頭ごなしに「雪=住むのに適さない」「雪=すごく大変!」というニュアンスで言われると、
移住を考える人も「雪ってダメなんだ」「雪って大変なんだ」「この地域は住むべきでない」と思います。
例を出します。
地域は、観光客が多い南国リゾートで亜熱帯地域だとします。
その地域で住むことに興味を持った人が
「いい場所ですね!住んだら良さそうですね!」と、現地人に言ったら、
「ここは日本より南にあるから平均気温が高いんだ。熱いのは住みにくい。あなたは日本にいた方がいい。」と、言われたら、
「気温が高いのは知っている。」
「気温が高いことは、私は耐えられないことなのかな…」
「なぜあなたは住んでいるんだ??」となります。
気温が高いことで現地の方が苦労している具体例や、
気温の高さとの付き合い方を教えてあげることが、
アドバイスなのではないでしょうか?
受入れて地域に来るか来ないかは、その方自身が決めることです。
勿論、数字を出せるのであれば費用的なこと、
生活のリズムが著しく変わるのであれば、その理由や付き合い方等、
伝えるべき事実はあります。
自然現象について否定するのは、その立地にある地域自体を否定することです。
雪があることで、他の地域にはない景色があり、育つ作物は格別です。
山形県の代表的な観光地である蔵王も、雪が大きな産業です。
「雪=厄介もの」というネガティブキャンペーンではなく、
地域の魅力をポジティブに話しながら人を巻きこんでいきたいですね!
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