2019年3月12日、「平成30年度 大石田町地域おこし協力隊活動報告会」を開催しました。
今回は、3人のゲストを招いた第2部のレポートです。
>第1部のレポートはコチラへ!<

第2部では、3名のゲストを招き、会場の方と一緒に意見交換をしました。

3人の年齢は20代と30代です。
3年以内にきっかけがあり、山形県北村山地域に住み始めました。
住み方は、移住でいうIターン・Uターン・Jターンの全てのパターンです。
少ない人で3回、多い人で10回の引越しを経て、山形県に住みました。
住む理由と、引っ越す理由を持っている人たちです。
3名とエトペソラ2名は、事前にコチラの4つの質問に答えました。

事前に答えてもらった回答を元に、気になったもののエピソードなどを、
フリーに聞き出しました。

簡単に内容をレポートします。
①住んで良かった町は?
地元・過去に住んだ町・今住んでいる町の回答がありました。
ここでは、質問の回答に地元を挙げなかった人も
「決して地元を嫌いになったからでない」ということ。
中には「地元は他に変えられる存在ではないから、この回答の候補にも挙がらなかった」
との回答もありました。
②住みにくかった町は?
「なんでもある都会=住みやすい」ではなかったエピソード。
「地域そのものが合わなかった」というエピソード。
「物件に問題があった」というエピソードがある中、
「地域の思い出=仕事が大変だった」
だから、地域自体が住みにくいわけではなかったという話題も出ました。
「住みやすい」「住みにくい」と思う理由は、
「地域自体との相性の問題の場合と、地域でのエピソードで決まる場合がある」のかなと思いました。
だから、「住む」という自分の選択で時間を過ごした場所は、
地域自体に対しては、悪いイメージには持ちにくいんですね。

③今の地域で気に入っていることは?
ここは山形らしく、
・四季
・食
・人の温かさ
こんな回答が多くありました。
「すぐに〇〇〇できる」という回答がありました。
すぐに温泉にいける。
すぐにスキー場にいける。
すぐに日用品を買える。
渋滞しにくいことや、クルマ社会であること、
表情豊かな自然が近いからこその意見です。
「雪が多い」という回答もありました。
回答をした方は、スノースポーツをする方ではないのですが、
雪がなかったら生まれなかったコミュニケーションを
「地域の気に入っている点」として挙げていました。
④今の地域で「ちょっとなぁ」な部分は?
これも山形らしく、
・寒い
・雪が多い
東北地方日本海側へ来た宿命ですね(^^;
少し課題だなと感じたものは2点。
・住む場所の抱え込み。
・地域のものを利用しない。
地域を出た人に対し、地域の冷たい印象を持ったエピソードや、
地域の良いところを地域内の人は使っていないエピソードが話されました。
会場には、山形県内の人材会社の代表者も来ていただきました。
職をテーマに人を繋ぐ業務をしていながら、
「ヤマガタ未来ラボ」という山形のイマを伝えるメディア運営もしています。
その方にも発言をして頂きました。
職業の数や広さでは、都会と地方では地方が劣る。
しかし、職業選択だけではない地方へ住むきっかけづくりは地元にある。
現在おこなっている「サクラマスプロジェクト」は、
サクラマスのように山形で生まれ、大きな海へ行き、また帰ってくるサクラマスのように、
山形の若者も地元への可能性を作る為のもの。
帰る為には職は必須だからこそ、企業・行政・教育機関・保護者が一体となって、
若者のUターンをサポートしようとするもの。
その地域が「帰りたい地域」かは、今の地元がつくることではないだろうか。
最後の質問にあった「地域への抱え込み」や「地域のものを利用しない」ことって、
地域の面白さを気付くきっかけ減らしてしまいます。
大石田町では、今後移住事業も力を入れると聞いています。
今回の意見交換では、「今の地域を未来に繋ぐための意見」が少しだけ出ました。
この意見を使うか使わないかは、地域の本気度です。
今後も良い地域になりますように。
今回は、3人のゲストを招いた第2部のレポートです。
>第1部のレポートはコチラへ!<

第2部では、3名のゲストを招き、会場の方と一緒に意見交換をしました。

3人の年齢は20代と30代です。
3年以内にきっかけがあり、山形県北村山地域に住み始めました。
住み方は、移住でいうIターン・Uターン・Jターンの全てのパターンです。
少ない人で3回、多い人で10回の引越しを経て、山形県に住みました。
住む理由と、引っ越す理由を持っている人たちです。
3名とエトペソラ2名は、事前にコチラの4つの質問に答えました。

事前に答えてもらった回答を元に、気になったもののエピソードなどを、
フリーに聞き出しました。

簡単に内容をレポートします。
①住んで良かった町は?
地元・過去に住んだ町・今住んでいる町の回答がありました。
ここでは、質問の回答に地元を挙げなかった人も
「決して地元を嫌いになったからでない」ということ。
中には「地元は他に変えられる存在ではないから、この回答の候補にも挙がらなかった」
との回答もありました。
②住みにくかった町は?
「なんでもある都会=住みやすい」ではなかったエピソード。
「地域そのものが合わなかった」というエピソード。
「物件に問題があった」というエピソードがある中、
「地域の思い出=仕事が大変だった」
だから、地域自体が住みにくいわけではなかったという話題も出ました。
「住みやすい」「住みにくい」と思う理由は、
「地域自体との相性の問題の場合と、地域でのエピソードで決まる場合がある」のかなと思いました。
だから、「住む」という自分の選択で時間を過ごした場所は、
地域自体に対しては、悪いイメージには持ちにくいんですね。

③今の地域で気に入っていることは?
ここは山形らしく、
・四季
・食
・人の温かさ
こんな回答が多くありました。
「すぐに〇〇〇できる」という回答がありました。
すぐに温泉にいける。
すぐにスキー場にいける。
すぐに日用品を買える。
渋滞しにくいことや、クルマ社会であること、
表情豊かな自然が近いからこその意見です。
「雪が多い」という回答もありました。
回答をした方は、スノースポーツをする方ではないのですが、
雪がなかったら生まれなかったコミュニケーションを
「地域の気に入っている点」として挙げていました。
④今の地域で「ちょっとなぁ」な部分は?
これも山形らしく、
・寒い
・雪が多い
東北地方日本海側へ来た宿命ですね(^^;
少し課題だなと感じたものは2点。
・住む場所の抱え込み。
・地域のものを利用しない。
地域を出た人に対し、地域の冷たい印象を持ったエピソードや、
地域の良いところを地域内の人は使っていないエピソードが話されました。
会場には、山形県内の人材会社の代表者も来ていただきました。
職をテーマに人を繋ぐ業務をしていながら、
「ヤマガタ未来ラボ」という山形のイマを伝えるメディア運営もしています。
その方にも発言をして頂きました。
職業の数や広さでは、都会と地方では地方が劣る。
しかし、職業選択だけではない地方へ住むきっかけづくりは地元にある。
現在おこなっている「サクラマスプロジェクト」は、
サクラマスのように山形で生まれ、大きな海へ行き、また帰ってくるサクラマスのように、
山形の若者も地元への可能性を作る為のもの。
帰る為には職は必須だからこそ、企業・行政・教育機関・保護者が一体となって、
若者のUターンをサポートしようとするもの。
その地域が「帰りたい地域」かは、今の地元がつくることではないだろうか。
最後の質問にあった「地域への抱え込み」や「地域のものを利用しない」ことって、
地域の面白さを気付くきっかけ減らしてしまいます。
大石田町では、今後移住事業も力を入れると聞いています。
今回の意見交換では、「今の地域を未来に繋ぐための意見」が少しだけ出ました。
この意見を使うか使わないかは、地域の本気度です。
今後も良い地域になりますように。
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