11月7日(木)、大石田駅前のKOE no KURA で、
(株)グランドレベル/喫茶ランドリーの田中元子さんのトークイベントを開催しました。
今回はそのイベントの模様を、備忘録を兼ねてレポートします!
少し長いですが、お付き合いください。
田中元子さんトークイベント
1階づくりはまちづくり ~マイパブリックとグランドレベル~
2019.11.7/19:00~21:30/KOE no KURA

講師:田中元子さん
田中さんが代表を務めるのは、「1階づくり」の専門会社・(株)グランドレベル。
まちづくりへの関心が高まり、各地で様々な手法がとられていますが、
(株)グランドレベルが注目するのは、「まちの1階部分」です。

出典:(株)グランドレベル
まちの賑わいや豊かさは〝1階に人が集う日常の風景″からこそ作られる、という考えを
「1階づくりはまちづくり」というモットーに込めて、
公共空間や店舗等、まちの1階部分の活用企画やデザイン、ディレクションに携わっています。
その考えを具現化した空間として、
2018年には、喫茶スペースと家事室を併設した「喫茶ランドリー」をオープンしました。

出典:喫茶ランドリー
今回のイベントでは、田中さんが(株)グランドレベルや喫茶ランドリーを設立するまでの経緯と、
そこにどんな考えがあったのかをお話いただきました。

お話の中で、個人的に印象に残ったことをご紹介します!
✖人口の多いまち 〇人の姿が見えるまち
田中さんは、まちの1階空間(グランドレベル)を、
「プライベートと公共の交差点」と表現します。
プライベート空間である家や建物の中に人が閉じこもっている街と、
グランドレベルに人がいて、日常が見える街。
どちらの方が、人がより幸せに過ごせるか。

この考え方は、「魅力的なまち」に人口や規模はあまり関係ないと気づかせてくれました。
受動よりも能動の時代
いま、人は、与えられたものを消費することに飽きてきていて、
自分で何かを、モノを、場所を、体験を作り出す方に欲求がシフトしてきている。
だからこそ、人の能動性を発露させるきっかけをつくることが大切!
以前、田中さんがディレクションしたイベントの事例をもとに、そんなお話がありました。

これは、KOE no KURAの運営に携わる身としても、とても参考になるお話でした。
すべてを用意するのではなく、「自分から動きたくなる」仕掛けやきっかけづくりができれば、
きっとそこからまた可能性が広がるはず、とメモメモ。
そして、
まちの誰しもが、まちをつくる重要人物である
講演後半で田中さんから発せられたこの言葉。
今回、私がこのイベントを企画したのは、
「個人の小さな取り組みでも、きっとまちを変えることができる」
「そのことを、参加者の皆さんと共有したい」
という想いからでしたが、その気持ちにフィットする言葉をいただいた気がしました。

↑ちなみに、上のメモで一番下に書いてある、「自分だけでもやれる」については、
懇親会での田中さんの言葉。
仲間集めで悩む人も多いけれど、必ずしも「みんなでやらなくても良い」、
「自分ができるところからやることに意味がある」ということをお話いただきました。
イベントの様子
ここからは、イベントの様子を写真でご紹介。


身振り手振りを交えてお話してくださる田中さん。
「話に引き込まれ、田中さん自身もとても魅力的だった!」という感想が多く聞かれました。
講演終了後は、懇親会を行いました。
参加者の中には、まちづくりに携わったり、
何かしらの自分の活動を持っている方も多かったので、

田中さんとお話をしたり、

参加者同士の活動紹介や意見を交わす姿が見られたり…。


カウンターには大石田町・次年子のUmuiさんのお料理を。
和やかで賑やかな懇親会になりました。
会を終えて
協力隊としてまちづくりに携わってから、
直接お話を聞いてみたいと思っていた方の1人が、田中元子さんでした。
実は、お話を聞くのは2回目だったのですが、
新たな気づきや学びがあり、とても良い時間になりました。
そして、とても有難いことに、参加した方々からもたくさん反応をいただくことができて
本当に嬉しい時間になりました。
「行きたかったけど、予定が合わなかった!」という方は、ぜひ
著書『マイパブリックとグランドレベル ―今日からはじめるまちづくり』を読んでみてくださいね!
「自分ならどんなことをして、まちを楽しくできるかな」とワクワクするはず!
(ちなみに、大石田町図書館では、イベント参加者の方のリクエストで先日入荷してくれたそうです!)

あらためて、田中元子さんとご参加いただいた皆さまに感謝します。
ありがとうございました!
田中元子さんトークイベント
1階づくりはまちづくり ~マイパブリックとグランドレベル~
2019.11.7/19:00~21:30/KOE no KURA

講師:田中元子さん
田中さんが代表を務めるのは、「1階づくり」の専門会社・(株)グランドレベル。
まちづくりへの関心が高まり、各地で様々な手法がとられていますが、
(株)グランドレベルが注目するのは、「まちの1階部分」です。

出典:(株)グランドレベル
まちの賑わいや豊かさは〝1階に人が集う日常の風景″からこそ作られる、という考えを
「1階づくりはまちづくり」というモットーに込めて、
公共空間や店舗等、まちの1階部分の活用企画やデザイン、ディレクションに携わっています。
その考えを具現化した空間として、
2018年には、喫茶スペースと家事室を併設した「喫茶ランドリー」をオープンしました。

出典:喫茶ランドリー
今回のイベントでは、田中さんが(株)グランドレベルや喫茶ランドリーを設立するまでの経緯と、
そこにどんな考えがあったのかをお話いただきました。

お話の中で、個人的に印象に残ったことをご紹介します!
✖人口の多いまち 〇人の姿が見えるまち
田中さんは、まちの1階空間(グランドレベル)を、
「プライベートと公共の交差点」と表現します。
プライベート空間である家や建物の中に人が閉じこもっている街と、
グランドレベルに人がいて、日常が見える街。
どちらの方が、人がより幸せに過ごせるか。

この考え方は、「魅力的なまち」に人口や規模はあまり関係ないと気づかせてくれました。
受動よりも能動の時代
いま、人は、与えられたものを消費することに飽きてきていて、
自分で何かを、モノを、場所を、体験を作り出す方に欲求がシフトしてきている。
だからこそ、人の能動性を発露させるきっかけをつくることが大切!
以前、田中さんがディレクションしたイベントの事例をもとに、そんなお話がありました。

これは、KOE no KURAの運営に携わる身としても、とても参考になるお話でした。
すべてを用意するのではなく、「自分から動きたくなる」仕掛けやきっかけづくりができれば、
きっとそこからまた可能性が広がるはず、とメモメモ。
そして、
まちの誰しもが、まちをつくる重要人物である
講演後半で田中さんから発せられたこの言葉。
今回、私がこのイベントを企画したのは、
「個人の小さな取り組みでも、きっとまちを変えることができる」
「そのことを、参加者の皆さんと共有したい」
という想いからでしたが、その気持ちにフィットする言葉をいただいた気がしました。

↑ちなみに、上のメモで一番下に書いてある、「自分だけでもやれる」については、
懇親会での田中さんの言葉。
仲間集めで悩む人も多いけれど、必ずしも「みんなでやらなくても良い」、
「自分ができるところからやることに意味がある」ということをお話いただきました。
イベントの様子
ここからは、イベントの様子を写真でご紹介。


身振り手振りを交えてお話してくださる田中さん。
「話に引き込まれ、田中さん自身もとても魅力的だった!」という感想が多く聞かれました。
講演終了後は、懇親会を行いました。
参加者の中には、まちづくりに携わったり、
何かしらの自分の活動を持っている方も多かったので、

田中さんとお話をしたり、

参加者同士の活動紹介や意見を交わす姿が見られたり…。


カウンターには大石田町・次年子のUmuiさんのお料理を。
和やかで賑やかな懇親会になりました。
会を終えて
協力隊としてまちづくりに携わってから、
直接お話を聞いてみたいと思っていた方の1人が、田中元子さんでした。
実は、お話を聞くのは2回目だったのですが、
新たな気づきや学びがあり、とても良い時間になりました。
そして、とても有難いことに、参加した方々からもたくさん反応をいただくことができて
本当に嬉しい時間になりました。
「行きたかったけど、予定が合わなかった!」という方は、ぜひ
著書『マイパブリックとグランドレベル ―今日からはじめるまちづくり』を読んでみてくださいね!
「自分ならどんなことをして、まちを楽しくできるかな」とワクワクするはず!
(ちなみに、大石田町図書館では、イベント参加者の方のリクエストで先日入荷してくれたそうです!)

あらためて、田中元子さんとご参加いただいた皆さまに感謝します。
ありがとうございました!
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