今年の雪は、普段雪が降る地域でもびっくりするほどの大雪でした。

「肘折温泉」
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この言葉、ニュース等で何度も耳にした冬になったのではないでしょうか?

肘折温泉は、大石田から約30キロ。車で1時間の温泉地です。
この冬、全国一の積雪になった地域として報道されました。

一時期の積雪は450cm

現地に近付くにつれ、雪の壁は高くなります。
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偶然知り合った方にお誘い頂き、
「地面出し競争ワールドカップ」なるものに参加してまいりました。

ルールは簡単!
チーム一丸となり、遥か下にある地面を見ることを目指して雪を掘り進めます。
地面まで掘れたら、土を受付に届けてゴールとなります。

今回のチームメンバーはこちら。
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左から
國分さん(福島県猪苗代町から参加)
団長さん(地元消防分団長)
エトペソラ(山形県大石田町から参加)
吉井さん(福島県猪苗代町から参加)
ほぼ初対面のメンバーで、団長以外は初出場でした。


予選はソリンピック。
ソリでより遠くまで滑ったチームから、掘る場所を決めることができます。
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全チームの場所が決まったら、いよいよ競技開始です。


・・・・競技途中は端折ります・・・・


掘り進める深さは約370cmです。
地面間際の深さは、
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こんな感じ。(これも1m以上掘り下げた地点から撮影しています。)

私たちのチームは、40チーム中21位でした。


さて、このイベントに出て感じたことです。

大石田に暮らしてもそうですが、雪国の生活にとって雪は「大変なこと」
ひとつになることは事実です。
肘折温泉は、量が多いだけに、さらにレベルが違うのかなと思います。

更に、旅館業の方が多い為、お客様の不便にならないように万全の除雪を行うため、
細かな除雪に割く労力は計り知れないと思います。

しかし、大雪の地域だからこそのこのイベント。
元々は、小学校の冬の運動会の競技のひとつだったそうです。
小学校が廃校になった今も、温泉街に人を呼ぶ資源として活かし、
町一丸となって、イベントを盛り上げる姿がありました。

実際に9回目になるこのイベントは、初めは少ない参加者で行われたものの、
現在は参加申込みもすぐに締め切られてしまう人気のイベントに成長しました。
「ワールドカップ」と言っている通り、イベントを聞きつけた海外の方の参加も多く、
参加者同士の交流も生まれていたり、私も含め、イベントをきっかけに地域に初めて足を運んだという人も多くいたようです。
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最後に、雪の掘り方をご教示頂いた、地域の消防分団長さんに聞いてみました。

私:「雪、大変じゃないですか?」
団:「道に温泉流れてるから、全然大変じゃねぇよ!」
  ※温泉街では、道路にお湯が流れるので、雪が解けるのだとか。
  「また肘折に来いな!!」

と、男らしい笑みを浮かべていました。
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実は、当日も大勢来るお客様の為に、朝の2時から除雪作業をしていたそうです。


元々ある自然、元々ある催し、少し考え方をシフトして地域を盛り上げる、
そんなやり方のひとつを、大石田の隣町、山形県大蔵村肘折温泉から見つけた光景でした。


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