2020年1月17日、大石田町民が封切を楽しみに待っていた映画が公開されます。
「コンプリシティ/優しい共犯」という映画です。
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実はこの作品の舞台は、山形県大石田町。
監督を務めた近浦啓氏に、12月に行われた試写会の時にインタビューをさせて頂きました。
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そこで話して頂いたことをもとに、「コンプリシティ/優しい共犯」について、少しだけお話します!!





近浦啓監督がロケ地に選んだ大石田町

近浦啓監督は、日中合作で「コンプリシティ/優しい共犯」を手がけました。
国内の撮影シーンの多くは、大石田町で撮られました。
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大石田町を映画の舞台に選んだ理由を、監督はこう言います。
「大石田町は、すごく映画的な町だと思ったんです」
「シネマチック、すなわち大画面で見たい情景が沢山ある」

それは、単純に「景色」だけではなく、住んでいる住民の人間性もあると言います。


実は、監督が大石田町で作品を撮ったのは、今回で2作目です。
2015年に制作した短編作品「なごり柿」では、冬の大石田町を撮影の場として選びました。
この作品は、世界最高峰の短編映画祭「クレルモン=フェラン国際映画祭」で、日本作品唯一のノミネートとなりました。

(↑↑2017年5月23日の記事で、「なごり柿」のこと書きました。)

冬の大石田町の情景を撮影後、春・夏・秋と他の季節の風景を写真で見て、
「違う季節でも大石田町で撮りたい!」と思ったそうです。
「コンプリシティ/優しい共犯」の構想中、2016年にロケハンに訪れ、大石田町を撮影の地に選びました。





「不法滞在の外国人技能実習生」という役の在り方

主人公のチェン・リャン(ルー・ユーライ)は、中国から技能実習生として来日し、不法滞在者になってしまった役です。
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労働環境の劣悪化など、外国人労働者の社会問題を背景にしていますが。
監督は、「政治的な作品を撮りたかったわけではない」と言います。

チェン・リャンと藤竜也さん演じる蕎麦屋店主の弘の心の変化を映したこの作品は、
生きる中での希望や人間らしい繋がりを、国籍や身分・労働環境を越えて築ける可能性や期待を示しています。
人の繋がりが希薄になりつつある現代において、現代人の心のどこかに響く作品です。
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国内公開前にいち早く世界で注目


「コンプリシティ/優しい共犯」は、トロント国際映画祭・ベルリン国際映画祭・釜山国際映画祭に出品、
東京フィルメックスでは、観客賞を受賞しました。

映画の作り手として、国際映画祭への出品は大きな評価。
国際映画祭は、1000ほどありますが、
監督が特に憧れを持っていた映画祭で、「コンプリシティ/優しい共犯」は高く評価されました。

この作品は、監督の長編映画デビュー作品。
近浦啓監督という有力新人に驚く報道も多数あったそうです。

12月の試写会は、開場前から長蛇の列でした。
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上映後は、拍手喝さいとなりました!!!
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そんな作品が、2020年1月17日公開されます。
沢山の方に観てほしい作品です!!


今回はこの辺で。
次回、監督がみた大石田町への想いに触れます。




「コンプリシティ/優しい共犯」は、2020年1月17日から山形県内では、4つの劇場で公開です。
フォーラム山形
鶴岡まちなかキネマ
フォーラム東根
イオンシネマ天童
他の上映会場は、公式ホームページからご確認ください!!

「コンプリシティ/優しい共犯」公式サイト